やる気がでない時の気分転換には運動が最適


IT技術者は、1日中パソコンに向かって仕事をするため、座りっぱなしの姿勢が健康を損ねるケースが少なくありません。やる気がでない時の気分転換としても、時々席を離れて軽い運動をすることが必要です。
もちろん、ベランダに出て外の空気を吸ったり、おやつを口にしたりすることも気分転換として効果的なのですが、仕事中じっとして手先以外は身体の大部分を動かさないIT技術者の場合、休憩時間に意識して身体を動かすことが大切です。

長時間モニターに向かって背中を丸めていた後は、背筋を伸ばし両腕を真っ直ぐ上げて、指先に滞留した血液を心臓に戻す動作が欠かせません。ゆっくりと両手を左右に広げながら上下に動かせば、肩甲骨がほぐれて、背中の凝りや突っ張り感が和らぐでしょう。
首の筋肉を解すことも重要です。パソコンに向かっている間に、重たい頭を支えていた首に過剰な負担がかかり、首周りがカチコチに固くなります。頭をゆっくりと回したり左右に傾けたりして、首の筋肉の血流を活性化しましょう。血行がスムーズになれば、頭がスッキリしてやる気も回復します。

そんなに頻繁に休憩時間を取れない場合は、仕事をしながら軽い運動をするだけで、かなりの効果を期待できます。座ったまま足の指先を曲げ伸ばししたり、膝から先の部分の屈伸をしましょう。両腕の肘を顔の前でピッタリと合わせるだけで、肩甲骨がほぐれます。
たまには、椅子から離れる動作が欠かせません。30分に1回は立ち上がらないと、血行が悪くなってしまうからです。
ここまで、運動による気分転換の方法を紹介してきましたが、こちらのフリーランスのためのモチベーション管理術というサイトには、やる気がでない時の対処法として、さまざまなモチベーションを上げる方法が提案されているので、併せてチェックしてみてください。